ババ抜きのジョーカーのように
ぴょこのサイフに月曜日に仲間入りした
右角がビリビリ野口さん
破ったの、ワタシじゃありませぬ
破れとった
「ソレさ、コレで払いなよ
破れているけれど、使えるよね?」
ご好意で
ご好意で頂いたモンだから、文句は言わぬけどさ
モンモンとはするわな~(´・_・`)
昼休み
身支度しながら、使い方を考える
①素知らぬ顔で使う
②マニュアル化されていそうなチェーン店で使う
③気の弱そうな人を選んで使う
・・・いかんいかん、②だな
とりあえず、裏のコンビニで飲み物を買おう
コンビニなら、こういうお札の扱いも慣れてそうだし
それに、都心のコンビニスタッフはほとんど留学生
海外でのお金は、ヒドイのが多かった
メモ書きされたお札
すんごいシワシワ
コインの厚みがバラバラ
きっと、日本人より寛容だろう
※
「ア、ゴメンナサイ。コレ、使エナイデス」
ネパール系だろうか
インド系より、若干顔立ちと皮膚の色が薄い
まつ毛の長い、漆黒の長い髪をしたスタッフが言った
彼女曰く、自動釣銭機レジが破れたお札をはじいてしまうそうだ
「チョット、ヤッテミマスネ」
投入口に吸い込まれて
・・・素早く戻ってきた
納得です!( ・ω・)ノ゙
この時点で、なんとか使用するセンはあきらめた
ババ抜きのジョーカーの様に
早く手放したい人から人へ
ただぐるぐるまわっても、根本的解決しないしさ
破れた野口さんを連れたぴょこの気分は重い
とりあえず、使わないようにサイフの奥へ追いやる
昼メシのカレーを食べながら
グーグル先生と作戦会議📱
『破れたお札・・・』
御回答👼
・この状態で使えるか
→使える
ただし、自販機やATMなどでは使用しないこと
故意に使用し詰まってしまうと、高額な賠償金が発生してまう可能性有
ひえーあぶなかったじゃん💦
・新しいお札へ交換
→日本銀行、又は銀行へ
郵便局は両替業務はしていないので注意
あー、あのステキな日銀の建物✨
一度、入ってみたかった~
ブログのおかげで少々面倒なこともネタが増えたと喜んでしまう体質に
どれどれ(HPへ)
”数量に関わらず、事前にご連絡ください”
・・・千円1枚、角が欠けたレベルで行くのは面倒だな💦
却下🙅
残るは、銀行
これは、口座がある銀行がよいらしい
万一、鑑定が必要な場合は後日振込になる可能性があるため
平日休める=ママ吉の通院日
三菱UFJ銀行に交換へ行ってきた
案内係「両替ですね、コチラへご記入の上、番号札をお取りください」
http://www.bk.mufg.jp/houjin/pdf/chohyo_ryogae.pdf
いわゆるフツ―の『両替』扱い
日付と住所氏名電話番号、金額と内訳・・・とシンプル
一応、印鑑も持ってきたけど不要だった
5分ほどで窓口へ
「当行に口座はお持ちですか?」
はー、やっぱりそうきますか
スッ
銀行カードと両替依頼書の名前を照合
「7番でお呼びします」
丸メガネのベテラン銀行員さんは柱の奥へ消えた
コレって
コレって、奥で偽札じゃないかとかの確認の儀式でもしているのだろうか?
待つことさらに5分
「お待たせしました~」
偽札ではないことが証明されたみたい
トレイには、角の揃った野口さんが微笑していた
因みに、手数料は無料
ホッ(o´Д`)=з
やれやれだぜ
アイツが手元に来てからの3日間
潜在意識の中に欠けたアイツの姿がチラチラしとった
改めて、グーグル先生のご助言を見返す
ある方が書いた記事の中に
『破れたお札は、自分で何とかしようという意識を持とう』
そんなことが書いてあった
やっぱり、日本ではそれが無難だ
未だ、故意に好意でくれたボスの顔を見るたびに
『破れたお札をくれた人』
というタグ付けがされている