❤乳がん4ママ+膵がん3パパとのつれづれ日記❤

~乳がん骨肺肝転移の母と膵がん治療不可父とヨガ好きアラフォーぴょこ~2019年1月より両親ともがんに・・・

進行したすい臓がんが見つかった

コトバもでない・・・

  

夜までのシフトだった、ぴょこの仕事帰り

ムスメ盛りはとうに過ぎ、アラフォーになっても、ママ吉が心配して駅まで迎えに来てくれる

そんないつもの帰り道

 

ママ吉は今日、主治医のハナシをひとりで聞いてきた

パピィの手術日は今週金曜日に決まった

先生の話について詳しく聞こうと、ママ吉の方をみて口を開くと

ママ吉が白い息を吐きながら、ぴょこの顔をのぞき込んできた

「気をしっかり持って聞いてね」

え、内腸骨動脈瘤の状態が思わしくないのだろうか?

 

「すい臓がんが見つかったって」

 

すい臓がんも、見つかったの意味も分かるけれど

とっさに理解できなかった

家に向かって歩をすすめてはいるが

なんかフワフワ夢みたいな感覚もした

ショックを和らげる物質が分泌されているんだろうか?

ママ吉を見やると、メガネをズラし涙をぬぐい

マスクの上から口元を抑えて身をかかがめていた

  

すい臓がんって、もっとも予後が思わしくないがんだよね?

確か5年生存率1ケタだよね

 

パピィはステージ3

すでに進行し

大きな血管を巻き込んでいるので手術はできないらしい

 

いつ

いつからがんに・・・

 

パピィ本人は、動脈瘤の手術に向けてやる気まんまんらしい

毎日入浴予約し、リハビリ室で運動を励み

勤務先へ入院計画書をコンビニからFAXしなきゃと

いつも以上に意気込んでいる

 

言えない

今は、言えない

 

でも、残された時間

本人もやりたいことがあるだろう

がんとどういうスタイルで向き合っていくかも決めたいだろう

 

依然、破裂リスクの高い動脈瘤を手術し

その後、快復してから話すことになりそうだ

             

ママ吉の乳がん転移発覚からちょうど半年

ヘビー級の衝撃を与えるコトが多すぎやしないかい?

             

2008年もそうだった

オトウト吉の大きな心臓手術

愛犬ろん太の悪性リンパ腫発覚と死亡

そして、ママ吉の乳がん発覚

 

泣きながら現状を受け入れ

やっと立ち上がり、歩きはじめたら

足元をすくわれ・・・

              

毎朝来る、パパ吉恒例のバイタル&病状報告LINE

いつもは”やんごときなきヒトであるまいし”と、チラ見で既読スルーしていた

 

明日からは、胸が痛いものになりそうだ