朝はパン パンパパン
-手術不可
-抗がん剤治療不可
すい臓がんステージ3告知から3か月経過
ありがたや
体調の変化なし
むしろ、入院中より少し顔色が良くなった
🌱🌱🌱
5:00am
食卓にカクカク字のメモが置いてあった
”朝食はパンがいい”
ぴょこ家は基本、月~金の朝食は米食
ぴょこもオトウト吉も、平日はご飯派
飲む込みやすくて、腹持ちもいい
日本人なら
ご飯食べる=米食べるってこと
第一、用意してるおかずが、お米向きですねん
パピィのご要望のパンは、朝食は見送り
昼食に出した
翌朝
走り書きのメモがポツン✒️
おやおや
丁寧文になっとる
必死なんだろうか
しかし、何故にメモなん?🌁
ひとつ屋根の下に暮らしとるのにさ(´・Д・)」
疑問はさておき、意をくんで
買い置きのパンをトーストにして出すことにした
ベッドテーブルまで運ぶ
パンとバターの香しいかおりで目が開いた
「パンが好き」( ´▽`)ノ♥
好む理由を聞いた
-軽い
-ウマい
-パンの方が食欲がわく
そういえば
入院時も、パン食のリクエストを真っ先にしていたな
確かにそこのパンはあたためて提供され
ふっかふかで美味しそうだった
🌱🌱🌱
ググると
お米のほうが消化・吸収がゆっくり=腹持ちがいいそうな
フツ―ならその方が、ランチまでもって良さげなんだが
消化器系にヤマイのあるパピィとしては
その腹持ちのよさがアダに・・・
胃もたれみたいな重い感じになり
ツラい要素なのかもしれぬ
特に朝は、胃もちゃんと起きてないのかもなー
大のご飯党だったママ吉も、最近は3食お米はツラく
パンや麺がウマいという
記憶をたどると
明治・大正生まれのママ吉両親
晩年、朝はパン派だった
365日 パン・トマト・チーズ&コーヒー
手軽さも良かったのかもな
🌱🌱🌱
最近、ぴょこ家はホテルブレッドなどちょっと高級なパン
・・・といっても1斤250円くらいのを買っている
これが、また焼くとサクッ、フワッで軽くてウマい
パピィ退院して、初のお食事
このパンで作ったピザトーストをだした
病院では食べられないものを箸でよけたりして
半分食べるかどうかだったパピィ
それが、ガツガツ⚡
飢えたライオンのように、3分もしないで食べきった
「ウマい!ŧ‹"ŧ‹"(๑´ㅂ`๑)ŧ‹"ŧ‹"
スパイスの効いたソースとフレッシュなトマト
サクッと軽い口当たりのパン!!!
これなら、毎日食べたい」
-突然のすい臓がんの告知
-厳しい予後
-口からの栄養が、唯一のクスリ
退院後は、せっせとピザトーストを作った
🌱🌱🌱
朝は、1分1秒を争う嵐🌀のような時間
すい臓がんであるパピィにも慣れ
要望を遠くへ押しやり
お粥を出すことが多くなった
ましてや
朝食調理担当は、乳がんステージ4のママ吉
がんの格上の先輩だ (๑ •̀ω•́)۶
「アタシだって患者なんだけど(ブツブツ)」
「ぴょこが栄養のあるおかず、用意してるのに(プンプン)」
落ちついて( 」゚Д゚)」
もうさ、トーストにバターでいいじゃない?
おかずは、切り干し大根とかでもいいじゃん
トースト、コーヒー、バナナだけでもさ
コンチネンタルブレックファーストってことにしとけば
栄養が・・・っていうより
「食べられる」ってのが大事なんだよ
キュウキョクにはさ