12/3(火)0:17
ママ吉が旅立ちました
無事に76歳になれたと
喜んだばかり
異変が起きたのは
ママ吉のベッド横にいて
前回のブログ更新してすぐのこと
一定のリズムだった呼吸が止まり
急いで喉元を見た
しばらくの後、また動き始めた
それから数回呼吸をして
すぅーと吸い込んだ様に思えたのが
最期の呼吸だった
軽く閉じていた目を開くと
もうどこも見ておらず
目も濁っていた
急いで2階で仮眠中のオトウト吉呼んだ
ママ吉を見るなり
もう生命活動をしていないと察した
「ママ吉、ありがとう」
姉弟2人
泣いてママ吉の身体を擦りながら
感謝の言葉をかけた
赤かった唇はみるみる白くなった
右半分の胸は青痣の様に色が変わっていた
手は冷や汗かいた様に冷たかった
けれども身体はまだ生きているかのように温かかった
ママ吉の表情は
苦悶でもなく安らかでもなく
ふっと抜け殻になったように見えた
具合が悪くなってからこう言っていた
『ママが死んでも悲しまないで
楽になったんだから』
そうか
楽になったんだね
もう呼吸も痰も苦しくないね
最期まで家族のために
病気と闘ってくれて
ありがとう
乳がん初発(2B)から16年
骨肺肝転移してから6年でした
今まで応援ありがとうこざいました
気持ちが落ち着いたら
また、書いていきたいと思います
皆さまは身体に気をつけて
良いお年をお迎えくださいね