高くないかもなぁ
虫の息でも・・・
生きていたら⇒患者さん
生命活動が停止したら⇒ご遺体
白い救急車で乗りつけ正面入口から入院したパピィ
1か月の余命宣告を受け
本人知らずとも律儀に4回目の日曜日に
黒い車で裏口からの退院になった
小さいとき良く見かけたあのキンキラデコ車
”ソレを見かけたらオヤ指を隠せ”
んなコトをいわれたもんだけど最近見ないよな
葬儀屋さんがパンフレットを開いて言った
「当社のこの宮型の霊柩車は廃車でして・・・」
テプラで廃止と貼られ・・・
-今は一目でソレとわかるのが嫌煙される
-キンキラデコ型は購入及びメンテが高額
とやらで
リムジン・バン型の2種の取扱いになっていた
さて、パピィの搬送だが
①病院⇒自宅にて安置⇒葬儀
②病院⇒葬儀場にて安置⇒葬儀か・・・
「帰りたい」
亡くなる4,5日前
身の置きどころのない苦痛のなか漏らしたコトバ
住み慣れたジブンの家に帰してあげたい
生きて帰れるチャンスがあったなら・・・
でも、もう・・・だし
住職さんの都合上、葬儀は4日後
7月のアタマ
例年より涼しいとはいえ
真夏の保管安置
状態をキープするのは厳しいかも💦
さらに
なんか家族は死をまだ消化できていなくて
家に運ぶと、ご近所さんに知られるのが
今はまだちょっと勘弁✋
ココロがついていけない
ましてや”お線香を上げさせてください”ってコトになると
お気持ちは嬉しいんだけれど
闘病からの死亡のジェットコースター🎢
ぴょこ家族はすでに
心身へっとへとなんだよね
で、迷わず②を選択
ドライアイス 3回 25,920円
保管安置 3日 32,400円
〆て 58,320円
1日 19,440円
その冷蔵庫は
葬儀場の2階の中央にあって
外から見るとフツ―の部屋風
ナチュラルな木の扉2段×2ユニット
パピィは病院からヒトリ葬儀屋さんに向かったので
家族の面会は翌日と葬儀前日だったケド
打ち合わせに行く度に
会うことができた
すっーと
大きな木の引き出しの下段を開けて
出てきたパピィ
顔がキモチ一回り小さくなった気もするが
病院を退院したときのまま
なん十時間も経過したとは思えない
キレイな状態だった
"主人のこと、聞かれたら答えるけど
わざわざ言うのも"
ご近所の80歳前後の奥さんがそう言っていた
旦那さんを暫く前に亡くしていた
今はとっても分かる気がする
気を遣われるのもナンだし
お気の毒に思われてもナンだし
普段の生活を淡々と維持したい
キモチの整理がつかない
心身ヘトヘト
そんな方には
葬儀場での安置をオススメします
お金はちょっとかかるけど💦