❤乳がん4ママ+膵がん3パパとのつれづれ日記❤

~乳がん骨肺肝転移の母と膵がん治療不可父とヨガ好きアラフォーぴょこ~2019年1月より両親ともがんに・・・

『彼女は安楽死を選んだ』

youtubeの”あなたへおすすめ”

なんでススメてくれるのか不思議な動画もあるんだけれど

見てよかったのもある

ガーリィレコードチャンネル もその1つ

平均100㎏前後の芸人さん3人がメインの動画なんだけれど

編集ほとんどなしでも面白いのと

元々の性格の良さがにじみ出て

なんか癒されるんだよね

コントでもなんでもなく

おデブちゃんたちがまったりご飯食べたりする動画なんて

どんな需要があるんだよってカンジだけれど

見ちゃうんだな

たまに見過ぎちゃって

深夜2時に何やってんだワタシ?ってなるケドさ

       🔹🔹🔹

そんな動画に紛れていた

「彼女は安楽死を選んだ」の動画

昨年放送されたらしいNHKスペシャルのものらしい

 

突然、多系統萎縮症という神経難病に侵された51歳の女性ミナさん

だんだんと身体の機能が奪われていき

命を延ばすためには

最終的に胃瘻と人工呼吸器をつけることになる

「私が私であるうちに安楽死をほどこしてほしい」

「自分の尊厳を守りたい」

「自分で死を選ぶことができるということは

どうやって生きるかということを選択することと

同じくらい大事なこと」

家族は葛藤はあったが

苦悩し続けた本人の思いを受け止め

日本では違法なのでスイスへ向かった

 

点滴の準備までは医師が行う

しかし、点滴をスタートするボタンを押すのは本人

薬剤が点滴ボトルの上に注ぎ込まれた時

家族は悲鳴のような声で「入れちゃったよ」と

本人は決意を固めた目で見つめ

微笑を浮かべながらボタンを押す

薬剤が効き始めるのは20秒

心停止まで60秒らしい

キチンとお別れの言葉を述べて彼女は逝った

「楽になれるね」

「そんなにつらくなかったよ

 いつも病院に来てくれたから

 すごく幸せだった」

 

一方、同じ病気で同じ年頃の女性

彼女は寝たきりで言葉が話せない状態だが

意思表示ができなくなる前に

必要時には人工呼吸器をつけることに同意し

生きていくことを選んだ

「家族のために生きたい」

「家族との何気ない日常に喜びを感じる」

瞬きで自分の思いを伝えた

 

どちらも家族は「生きてほしい」という点は同じだった

-独身

-シングルマザー+実母も健在

って違いもあるのかな・・・

人に頼れない

頼ることをよしとできない性格もあると思う

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知り合いに高齢を苦に自殺した方が二人いる

「子どもたちに迷惑をかけたくない」

「自分の身体が若いころのように思うようにならない」

頭がしっかりしていればしっかりしているほど
ギャップに思い悩むことになるのではないだろうか

子どもや孫に囲まれて幸せな健康ご長寿だけではない

       🔹🔹🔹

安楽死の条件は

「回復の見込みがなく

 苦痛の激しい末期の状態で本人が望んでいる」こと

希望者には末期のがん患者もいるそうだ

 

安楽死団体に登録し

いつでも自ら死の選択ができるという心のより所ができると

闘病生活の日々が変わってくるかもしれぬ 

ー死

ー延命

日本で安楽死は認められていないが

本人が幸せなら、どちらの選択も間違っていないと思う

家族だったらどんな形でも生きていてほしいけれど

苦痛であれば楽にさせてあげたい

 

すい臓がんで逝ったパピィは

最期から1週間の内、数日は身の置き所のない激しい苦痛を感じていた

「もう終わり(にしたい)」

「死ぬのが下手だなー」

あんなに怖がっていた死なのに

苦痛から解放してくれるものになった

延命治療も人工呼吸器も希望しなかった

 

死が差し迫っているパピィと

自ら薬を投与して数年あるかもしれない命を絶ったミナさん

尊厳死」と「安楽死

決断の重みが違うだろうな

       🔹🔹🔹

もし、ママ吉が点滴のボタンを押して・・・

想像するだけでも胸が締め付けられるが

彼女は敬虔なクリスチャン

安楽死は選択肢にない...はず

 

老衰=枯れるような自然な死

それで見送ることができたらいいけどな・・・