❤乳がんステージ4ママとのつれづれ日記❤

~乳がん骨肺肝転移の母とヨガ好きアラフォーぴょこと、時々、キャラ濃い家族~

初発時のこと④ ~乳がん全摘手術(2009年)~

ママ吉 人生初の手術

 

2009年のお正月を家族でどう過ごしたかが、全く記憶にございません

 

2月のママ吉の入院&手術も、今となっては遠い想いでのよう

とぎれとぎれで、ワンカットずつを繋げたような感じで脳内保存されているカンジ

 

 手術日、目の裏に浮かぶ映像は・・・

オペ着と頭にキャップ姿のママ吉を見て、ぴょこの父ことパピィが「ママ吉もあんな格好になると、お義母さんそっくりだなー、一気に老けちゃうなー、うひょひょと発言

オトウト吉とぴょこは白い目

オペ室に背中を丸め、先生の後を歩いて入るママ吉

オペ中の待ち時間、パピィがおもむろに勉強を始めるも、テキストを開くといつも第1章のはじめ(ススマナイ)

呼び出しのポケベルが鳴り、オトウト吉&ぴょこは所定の場所へ行くも、寝ぼけて遅れるパピィ

 

ここからは重要なので、強烈に覚えているシーン

右乳房全摘の手術時間は約4時間だった

オペ室横の面談室で、オペが終わったばかりのいでたちの主治医から説明があった

「まず、手術は成功しました」

「悪い所は取り切り、大きさは2.3cmありました」

「わきのリンパ節に転移は見られませんでした

 

そして、目の前の金属性バットに載せられた物体に目をやり、

乳管からがん細胞がはみ出している浸潤癌で当初の見立てより大きかったので、がんに触れないように大きめにカットしました」

      !!

状況的にそれしかないが、その物体はママ吉の切り取られた元右チチだった

窓のない小部屋の蛍光灯の光加減か、青白い血の気のない、とろんともぽにょんともいえない物体

 

においは独特なのだが、なんか嗅いだことのないようなあるような・・・

 

あ、新卒で医療職に就いていたとき、勉強のために司法解剖を見学させてもらった、あの時のにおいだ

皮膚の色もこんな感じだった

ヒトは、血の巡りがなくなると、誰もがこうなるんだなと、ふと思った

              *

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オペ室から病室に搬送される途中で、ママ吉に声かけるとうっすら反応があった

「ママ吉、頑張ったね、頑張ったね」

ウンウン、ウンウン(ママ吉うなづく

よしよし、無事に生還したぞ!

 

悪いものは、取った!

リンパ節転移はなかった!

これさえ取っちゃえば、後はママ吉のカラダの回復を待つだけ

オッパイは内臓じゃないから、切り取ったってダイジョウブ、ダイジョウブ!

 

初発で、ママ吉も家族もがんに勝つ気力が充分あり、

浸潤がんが気にはかかったが、手術結果は決して悪いものではなかった