昭和生まれの郷愁誘う
シゴト帰りの金曜夕方
ママ吉にお使いを頼まれ、谷中銀座へ
JR日暮里駅北改札をでて、てくてく👣
ゆるやかな坂を上る
”御殿坂(ごてんざか)”
いかにも、由来がありそうな名前
江戸の将軍の御殿の近くにあったからだそうだが、
由来は明確ではないらしい
うーむ、曇天
これぞ花曇り
この辺りは、お寺が多い
きっと、歴史ある由緒正しいお寺なんだろう(ざっくり)
桜と和風建築
ぴょこのみならず
外国人の観光客も写真をパチパチ
因みにこの右隣は大正創業の趣ある佃煮屋さん
この通り沿いには、昔懐かし煎餅やさんもある
大きいガラス瓶に入れて陳列
2週間前に、一番硬いという堅丸(¥120)を購入
んー、高級だ
醤油は濃いめ、程よい硬さで美味しかった
今はなき、新野製菓の名作はもっと硬かった記憶
遠い目
”夕焼けだんだん”
やっぱり曇っとるな
晴れてると夕焼けがキレイなんじゃが
だんだんを下るとしだれ桜がぽつりん
”焼肉サラリーマン”・・・そそる
谷中銀座は、いわゆる下町の商店街
最近は、外国人観光客向けのお土産やもあるけれど
肉屋、お惣菜屋、魚屋、服屋、八百屋・・・
基本、普段の生活に密着した商店街
夕方に行くと、なんだか懐かしい
『肉のすずき』『肉のサト―』
偶然にも日本で多い苗字のツートップが店名
肉屋さん2軒で、それぞれの焼豚をGET
あぶなかった💦
それぞれあと3本くらいで完売だった
自宅でスライスした写真
左がすずきさん(脂あり、脂なし)、右がサト―さんの焼豚
すずきさんは、4時間煮込み、肉質がしっかりした煮豚ってカンジ
サト―さんは、ハムに近い肉質、脂多めでとろとろってカンジ
同じ商品なのに、各々見た目と美味しさの個性があって面白い
1本 ¥1,100~1,300とお求めやすいプライス
焼き豚GETで、ママ吉からのミッション終了(`・ω・´)ゞ
サト―さんの谷中メンチカツ(¥200)をほおばり
駅へ踵を返す
『惣菜いちふじ』
スル―しようと思ったが
”トマトクリームハンバーグ ¥150”
たくさん張ってる特売ポップにひかれ、行列に参加
アトラクションに乗るみたいにうねうね並ぶ
うーむ
サイゴの1列にならないと、並べてある商品が見えぬ
血眼で順番がくるまで、惣菜と値段をインプットする
”野菜コロッケ ¥30?激安っ!”
結局
●トマトクリームハンバーグ ¥150×2
●蓮根のはさみ揚げ ¥50×2
●レバカツ ¥50×2
〆て、¥500+消費税¥40
こんなに買って、¥540なんて!
もう、作る気無くすアルヨ
因みに、ママ吉とぴょこはレバカツがヒット!
手のひらサイズの大きさで、臭みは全くなく
香味がきいて、衣はザクザク
ちょっと、家庭ではマネできないおかず
なのに、¥50・・・
観光客が多いものの
基本は日常生活用の商店街だからか
事務所が許さないのか
店舗撮影NGが多めなのでご注意を
日暮里駅方面から見て谷中銀座の終わりに
もう1つの商店街がクロス
その名は『よみせ通り』
製麺所や有名なアップルパイのお店もあるのでおススメ
つい最近、別件で『千駄木腰塚』へ
美味しいコンビーフを食べたがったママ吉の為
超有名な”自家製コンビーフ 400g ¥2,000”を購入
めっちゃ高級
日持ち長め
かつ、生粋の貧乏性ということもあり
・・・まだ、眺めているだけの状態(笑)
ほかほかご飯にのせるだけでもウマいそうな・・・
よし、来週あたり頂くぞ
✿
小さいころ通った住宅街の中の商店街は活気が失われ
ポチポチ ボチボチ
歯抜け営業状態
なんともさびしい限り
お金を握って走った
活気ある夕方の商店街
家では福々しいママ吉がご飯を作って待ってる
電柱には明かりが灯りはじめ
家々の台所からいい匂いが漂ってくる
早く帰りたい
家の、家族のぬくもりが恋しくなるシチュエーション
テーマソングは
『僕は3丁目の電柱です』だな、東京電力の
TEPCOじゃない
来月で、平成が終わる
履歴書の一番左に、昭和は追いやられるのか
もう既にそうなのか
やれやれ
【散る桜昭和は遠くなりにけり】