差額ベッド代が気になるパピィ
シゴト+パピィ関連+ママ吉関連・・・
イロイロやることが多すぎて
PCに向かう前にバタンキューの日々
🌒🌝🌘
先週末に担当の看護師さんから
-24時間面会可能
-同室の患者さんに気兼ねしなくていい
丁度、数少ない個室が空いたので・・・
ってコトで個室移動を打診された
つまり、緩和ケア病棟のように
家族とサイゴの時を自由に過ごしていい、と
ママ吉、オトウト吉、ぴょこでミニ会議
1日1万円ちょっと
もう、何カ月も入院するってコトはないし
今までパピィが稼いできたお金
惜しげなく使おうと合意🤝
でも、先週末の時点で
-パピィは病状は厳しくも安定
-せん妄なし
-モニターとかなし
-他のヒトの出入りがある方が本人安心している
ということにより、個室移動は一旦見送った
「せん妄がでたり
病棟判断で個室が適切という状況になった際は
個室に移してください」
そうお願いして病棟を後にした
🌒🌝🌘
月曜日
看護師長さんから個室に移動した旨の電話があった
-血液検査の数値が良くない
-病棟としても心配
-ナースステーション前の個室『無料です』と
夕方
シゴトを終えたぴょこ&オトウト吉+ママ吉の3人で駆け込む
本当にナースステーション真ん前
個室3室しかないと聞いてきたけれど
謎の4室目
トイレ・洗面台もついて広々したちゃんとした南向きの個室
何で、室料差額無料なんだろ・・・
パピィは心電図モニターをつけて横たわっていた
尿瓶もまだスタンバイされているが
手がないと危ないのでほとんどオムツになった
本人曰く「オムツになかなか出ないケド、仕方ないしな」
もう、支えがないと座位を保っているのも難しい
食事量は変わらず
ロールパン1個+スープ+ほうじ茶
『食べたい』というより
『食べなきゃ死ぬ』という気迫を感じる
まだまだ、パピィの意志確認をしなきゃいけないコトがあるので
本人にそのコトを告げる
「意志あるよ、ダイジョウブ」
カーテンを開けた
ひらけた濃紺の視界
豊かに生い茂った木々が見えて
雲の切れ目からキレイなまん丸お月様が
「今日はストロベリームーンだった」
「年に1度らしいね」
小さい声でパピィが答えた
TVもラジオももう見ないから、看護師さんに聞いたのかな
年1度のストロベリームーン
満月なら
満月なら----
まだ4人で見られるチャンスがあるだろうか?
出典:img.mixi.net
ひげをそり
眉毛を整え
髪の毛を拭いた
確かに、個室なら気兼ねしなくていいかも
「師長さんが個室に移るっていうからさ
1万の部屋なら結構ですっていったら
『無料ですよ』っていうから移った
無料でもいい部屋だね」とパピィ
ママ吉+オトウト吉+ぴょこ
あんぐりしてから、失笑
ママ吉「だから、(差額のある)○○号室でイイですよって言っても
『いえ、無料の個室でどうぞ』といわれたんだわ」
ぴょこ「本人の苦痛になったら『緩和ケア』にならんもんね(苦笑)」
よっぽど、去年12月入院分の個室代が衝撃的だったんだろうな
還付金で戻ってくると勝手に勘違いして個室希望したパピィ
あの時は、倍近い差額ベッド代だったけれどさ
医療費より差額ベッド代が上回って
稲妻級超ショック⚡だったらしい
転院先の入院カウンターでも、力強く
「差額ベッドなしの部屋希望です」って言ってたもんな
こんな
こんな、サイゴの時が近くてもハッキリ拒否るなんて
子としては
申し訳ない気もするけれどな
あーぁ
宝くじもあたらなかったしなー