納税額には無感情
準確定申告は死亡した人の確定申告のコト
死亡日から4か月以内が期限
10月アタマに必要書類を揃えて税理士事務所へ
納税期限2日前に納税準備が整い再び事務所へ
納税額は概算で出ていた金額とほぼ一緒だった
サラリーマンの平均年収を軽く上回る額
・・・ハイ
税理士さんから渡された書類4枚に
相続人3人の認め印を押す
無感情で
ヤレヤレ
納税の振込用紙は3人分に分かれていた
配偶者 1/2
子2人 1/4 1/4
法定相続分と同じなんだな
大金を納税したという実感があまりないのは
弁護士さんが代理で支払ってくれるからか
「いやぁ、私が関わった案件だから間違いなく納税して頂きたくて」
至極真っ当・・・なんだが
弁護士さん、昨夜、別の相続問題で終電を逃し朝帰り
上瞼がめっちゃむくんでる
片やスッキリ顔の税理士さんが問うてきた
「何か今回の件についてご質問はありますか?」
今回のは前回説明頂いているので納得済
なかなか税理士さんにお話しする機会がないので
予め3つ質問を準備してきたぴょこ
Q1.売却した土地の来年の固定資産税支払いはナシでいいか?
A1.ナシ
毎年、1月1日現在の所有者に対して4~6月に通知がいく
今年度分は支払終わっているのでそれで終了
Q2.年金受給者(母)単独の確定申告は必要か?
がん治療等で医療費は年10万以上かかっているが
A2.納税者じゃないので不要
高額な年金、他に所得がある
若しくは扶養に入っていれば必要になってくるが
ママ吉さんは該当せず
え~っと、次は全く相続に関係しないのだけど(笑)
弁「せっかくだから、どんどん聞いちゃって」
税「今後もお気軽にお問合せ頂いていいんですよ」
因みにふたりともぴょこの歳と近いアラフォー
Q3. 副業のアドセンス収入について
収益が20万円未満は確定申告が不要だが
1円たりとも所得があったら住民税申告が必要と聞いた
しかし、諸経費を差っ引いてマイナスの場合
特に何も申告しなくて良いって本当?
A3.本当
ただ、収入や経費の証明ができるようにまとめといた方が良い
弁「ん?youtuber?ネット販売とかしてるの?」
ぴ「いや、ブログです(ゴニョゴニョ)」
税「なかなか、収益に持ってくのむずいでしょ」
ぴ「・・・」
弁「単価いくら位するものなの?」
ぴ「〇~△円とかまれに〇円とか(ゴニョゴニョ)
怖いから、まだ受け取ってないです」
税「ん?ぴょこさんに支払われてはいるんじゃないんですか?」
ぴ「支払いを保留にしているんです
受取はネット銀行になるんですけど、ネットは捜査しやすいって」
税・弁(コイツ、少額で心配しとるで笑)
税「確かにネットは記録がすぐ見れるので調査しやすいけど
フツウの銀行でも履歴とれますからね
普通に受け取ってまとめてあれば大丈夫ですよ
収益出てないのでしたら」
あー、恥ずかしい
けど、ま、安心した
ミーティングルームから出ると
スタッフ一同10人くらいが廊下にずらりと見送ってくれた
待合室で待っているときも見た光景
スゴイな
弁「アレ、私たちにもやってくれるんですね(笑)」
ぴ「ぎくしゃくしないでサラリと去るのがセレブなんでしょうね」
もうすぐ、お昼か
雨は降りやまないな
濡れた傘を再び広げて駅の方向を向いた
「じゃ、私は銀行へ・・・」
弁護士さんがビニール傘を広げ、続けて言った
「・・・ぴょこさんは
ぴょこさんにはお金持ちの社長と結婚して
必ず幸せになって欲しい」
突然、言われたので得意の軽口が出ず
間を埋めるようにこう続けた
「そしたら、私を・・・
顧問弁護士として使ってくださいね」
相談しやすいし
シゴト運びに勢いがあるし
スマートだけど
妙に人間くさくて面白いキャラだし
社長夫人になった暁にはお願いしようかな
って
アラフォーが板についてるワタシにハードル高いんだけど
半年間そばで見てきて
モロモロ不憫に思ったのかな