ママ吉がなにやら指折り数を数えている
「病院行ってから何日目かなと思って」
ママ吉が電車やバスに乗って出かけるのは
乳腺科へ行くぐらい
新型コロナウィルス感染の心配をしているママ吉
-70歳以上
-末期がん患者
-ホルモン治療中
そんな重症化ハイリスクのジブンの心配はもとより
ジブンが媒体になって感染を広げてしまう方がもっと心配らしい
厚労省やWHOのいう潜伏期間1~14日の間は
特に注意して誰にも会わないようにしている
一般的には症状が出るまで約5日らしい
10日目を過ぎ、ちょっとひと安心だが
高齢者は何ごとも反応がゆっくりかもしれん
💊💊💊
このブログにたびたび出てくる漢方
全く別の病院だけど、両親それぞれに処方されている
すい臓がん治療不可能だった父パピィ
主訴►”ご飯が食べられるようになりたい”
関連記事はコチラ:がんの漢方 補中益気湯
乳がん転移ホルモン治療中のママ吉
主訴►”体力がなくなってきたので元気になりたい”
関連記事はコチラ:体力低下に補中益気湯
さすが、がんの漢方の1つ
ふたりの願いにこたえる効能が見事に網羅されているよな
ツムラ41番
補中益気湯(ホチュウエッキトウ)
胃腸の働きを整えて元気を補う薬
生命活動の根源的なエネルギーである「気」が不足した「気虚」に用いられる薬です。「補中益気湯」の「中」は胃腸を指し、「益気」には「気」を増すという意味があります。胃腸の消化・吸収機能を整えて「気」を生み出し、病気に対する抵抗力を高める薬です。元気を補う漢方薬の代表的処方であることから、「医王湯(イオウトウ)」ともいわれます。
気力がわかず、だるくて疲れが取れない人に
脈もおなかの力も弱く、全身倦怠感や食欲不振などをともなう、さまざまな不調が処方の対象となります。気力がわかない、疲れやすいといった人から、胃腸虚弱、かぜ、寝汗など、また、病後・産後で体力が落ちているときや夏バテによる食欲不振にも使われます。
しかし・・・
パピィは穏やかに効いていたものの
さらなる食欲増強を望み、ステロイド薬へ変更
ママ吉は
「薬がいっぱいありすぎて水でお腹がいっぱい」
「食間って飲むタイミング逃す」
「漢方だから飲み忘れても気にしなくっていいって」
とほとんど服薬せず
ふむふむ確かに・・・
って飲み忘れるレベルじゃないでしょε-(•́ω•̀๑)
💊💊💊
偶然見かけた記事にこうあった
インフルエンザを治す「補中益気湯」
「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」という漢方薬には、インフルエンザを治す作用があることがわかってきました。インフルエンザは、ウイルスが体内に入って、次々に細胞に感染していくことで症状を引き起こします。ウイルスの侵入に対して、人体内では「インターフェロン」という物質を出すことによって、ほかの細胞への感染を抑えることができます。しかしインターフェロンは、ウイルスの侵入をきっかけに、細胞内でさまざまな遺伝子の発現を経て作られる物質なので、何日かたたないと作り出すことができません。その間に体内でウイルスが増殖すれば、細胞が死んでしまうこともあります。しかし、インフルエンザに感染する1週間くらい前に「補中益気湯」を飲んでおくと、細胞内に、インターフェロンの前段階である物質、IRF7を大量に作っておけるので、ウイルスに感染するとすぐにインターフェロンを作り出すことができます。つまり、「補中益気湯」は、「擬似感染」を起こす作用があるということが、わかってきたのです。
そこから、新型コロナに広げてググる
【緊急寄稿】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する漢方の役割(渡辺賢治ほか)|Web医事新報|日本医事新報社
上の記事では清肺排毒湯が有力候補のようだが
高齢者と現場の第一線で感染リスクにさらされている医師には
補中益気湯が勧められている
興味深いのが西洋・東洋の薬の特徴
”西洋薬は病気に対してピンポイント”
”漢方は生薬を混合しているので複数の症状にも効果が期待できる
原因不明ものや未病状態でも治療できる”
西洋薬の特効薬が見つかるまでは
漢方で・・ってのもアリだよな
西洋はヒトも割と合理的だけど、薬もなんだね(・-・)
早速、ラインでママ吉に共有
「今日から飲みます😍」
1日3回は飲めていないが
1日1回は必ず服薬するようになった
どう?
「なんかちょっとイイ気がする」
「食欲がありすぎる気がする」
(*゚д゚*)マ?
まぁ、病は気からともいうし
ポジティブな気分だと免疫にも良さげだしな
京都大学iPS細胞研究所の濱崎教授曰く
免疫力を上げるには
「睡眠・栄養・体を温める」だそうな
栄養よーし 体温めよーし
睡眠よー・・・
・・・寝るとするか (3am)